現代人に多いうつ病~心の病は早めの治療が肝心~

男の人

薬以外のものも大切です

カウンセリング

セロトニンが増えます

うつ病の改善には通常薬による治療が行われます。通常、治療に用いられる薬は抗うつ薬で、必要に応じて抗不安薬、睡眠薬、向精神薬などが用いられます。また、近年の抗うつ薬は脳内物質であるセロトニンに働きかけるタイプのものがよく使われています。というのも、うつ病はセロトニン不足によって発症するとされているからです。 しかし、近年食事療法も注目されつつあります。最近の研究では、ビタミンB群やタンパク質、亜鉛や鉄などの栄養素が不足すると、うつ病になりやすいという結果が出ています。特にインスタント食品や外食等に頼っている人ほどうつになるリスクが高くなります。 したがって、うつ病の治療には服薬と併せてこれらの栄養素を多く含め食品を摂取するとより改善に効果が期待できます。また、オメガ脂肪酸を多く含む食品も改善に効果があるとされています。以上の栄養素はより多くのセロトニンを生産しやすくさせます。 具体的な食品の一つとして、大豆類が挙げられます。大豆類はタンパク質を多く含んでいます。勿論、肉類もタンパク質を多く含んでますが、油脂によって血液をドロドロにしてしまう恐れもあるため、多く摂取するのであれば、植物性タンパク質である大豆類の方が向いています。

人と人との繋がりが鍵です

うつ病の治療には薬に加え、食事も大切になることを上記で述べてきました。さらに人と人との繋がりを持つということもうつの治療効果を高めるとされています。 近年では、この人と人との繋がりが薬と同等もしくはそれ以上に効果があると唱える専門家さえも出現している程です。人と人との繋がりとは、治療等に携わっている心理士や看護師、ソーシャルワーカーなどの専門職は勿論、家族や友人、仲間などが挙げられます。これらの繋がりは患者本人に勇気や有用感を与えます。また、これらの繋がりによってうつ病に対する自己コントロール力を身につけることができます。また、辛い時の気持ちの受け止め場所にもなります。そういったメカニズムの連続がうつ病の症状改善に大きくかかわってくるとされています。 したがって、うつ病の治療には心理士やソーシャルワーカーなどの専門職や当事者同士の繋がりを持つと改善に効果があるとされています。特に当事者同士の場合、同じ立場にあることからうつによる辛さを共感・共有することが出来ます。尚、当事者同士の集まりに関する情報は各自治体の窓口や精神保健医療センターなどが管轄しています。それらに問い合わせると当事者仲間に巡り合うきっかけを作ることが出来ます。